診療科のご案内
お産のご案内
お母さんの無事な出産と
赤ちゃんの安全な誕生に努めます。
できるだけ自然な形で
満足な出産ができるよう関わらせていただきます。
立ち会い分娩の条件を緩和しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
無痛分娩
- 無痛分娩について
- 麻酔薬を使用してお産の痛みを軽減させる一つの方法です。当院ではおもに硬膜外鎮痛法(または脊髄くも膜下併用硬膜外麻酔)により、お産の痛みを和らげています。 脊髄を覆う硬膜の外側に存在する硬膜外腔に、1㎜未満の細く柔らかいチューブ(カテーテル)を入れて、麻酔薬を投与します。 ペインクリニック外科担当医(麻酔科医)は、麻酔の広がり具合が適切で、足の力がしっかりと入り、分娩時に自力で「いきむ」ことができるように、麻酔薬の投与量や濃度を調整します。 完全な痛みの消失を目指すのではなく、痛みを制御し、安全に分娩することを目指しています。妊娠週数30?35週を目安に無痛分娩外来を受診していただき、 無痛分娩の適応および麻酔管理上の問題点について診察し、具体的にご説明させていただきます。
- 無痛分娩の分娩に与える影響について
-
一般的に分娩がゆっくり進み、分娩時間が長くなることが多いです。また、分娩時のいきみがうまくできず、吸引分娩や鉗子分娩が必要になることがあります。
一般的な無痛分娩に関する情報は、日本産科麻酔学会のホームページをご参照ください。
https://www.jsoap.com/general - 当科の無痛分娩の理念
- 「安全・安心を担保し、質の高い分娩時鎮痛を提供する」
関係専門職によるチーム医療により、第一に安全の確保が重要であると考えています。 まずは母児の安全を確保し、妊婦さんとそのご家族に安心していただく、その上で質の高い鎮痛法を提供することを目標としております。 そのために当院では以下の特徴があります。
当院の無痛分娩の特徴
- ① 麻酔科専門医・指導医、麻酔科標榜医主導による無痛分娩麻酔管理
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近年、無痛分娩のニーズは高まっています。しかし、全国的な麻酔科医不足のため、産科医が麻酔管理を兼ねていることも多くあります。
当院では、分娩進行を産科医・助産師(看護師)と共有し、分娩進行に沿ったきめ細やかな麻酔管理を行います。
麻酔に関する専門的知識があり、普段からペインクリニック診療で神経ブロック(硬膜外鎮痛法)に精通したペインクリニック外科担当医(麻酔科医)が担当することにより、
安全と質の高い鎮痛法の提供を目指します。
安全を担保するという当科の理念に則り、現状ではペインクリニック外科担当医(麻酔科医)や助産師の人員配置の関係から無痛分娩の実施は平日日中に限らせていただきます。 そのため、基本的には計画分娩(日を決めて、陣痛促進剤を使う出産)を行っています。予定より早く陣痛が来てしまった場合にも可能な限り対応いたしますが、 困難な場合もあることをご理解いただきますようお願いします。 - ② 無痛分娩中の定期的なチーム回診
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助産師、産科医、麻酔科医が協力して全身状態を観察することができます。
急変時の対応もより迅速に行うことが可能になります。 - ③ 緊急帝王切開が必要になった場合も直ちに対応を取ることが可能
- 自然分娩でも無痛分娩でも何らかの理由で緊急帝王切開が必要になることがあります。無痛分娩を施行中の方に緊急帝王切開が必要となった場合、 すでにペインクリニック外科担当医(麻酔科医)が硬膜外鎮痛法により麻酔管理を行っておりますので、麻酔効果を確認しながら薬剤調整を行い、 速やかに緊急帝王切開のために必要な麻酔を施行することが可能です。
さいごに
当科では関係専門職との密な連携により無痛分娩を運用しております。最近では全国的に無痛分娩を選択される方が増えています。 ご希望の方は、当院に受診中の方は産婦人科医師にご相談ください。また、まだ当院に受診されていない方は産婦人科外来にお問い合わせください。
- 無痛分娩は、分娩・入院費用に加え別途費用がかかります。
- 初産婦 14万円 経産婦 13万円
*行った処置によっては費用が変わる場合がございます。 - 当院の無痛分娩に関する具体的な内容は以下をご覧ください
分娩予約
対象疾患や可能な検査、治療、手技
- ①妊娠と診断されていない場合 ・・・産婦人科外来へ【診察時間 9:00~11:30】
- 当院を初めて受診する方 ・・・3新患受付へ
当院を受診したことがある方 ・・・2再来受付機へ
医師の診察後、当院での分娩希望を確認いたします。
また当院では、予約金として分娩費用の一部の10万円を納めていただくと予約完了となります。
- ②他院で妊娠と診断されている場合
- 来院時には必ず紹介状をお持ちください。
※里帰り出産も受付けております。まずは電話にてお問い合わせください。
- 時 間
- 平日9:00~16:00
※平日の午前中は混み合いますので、可能な限り午後にお問い合わせ願います。
- 連絡先
- 産婦人科外来 TEL 0565-43-5000(代表)
妊婦健診
4D超音波検査にて赤ちゃんの様子を観察し、異常がないかをチェックします。妊娠中の気になること、疑問はどんなことでも医師・助産師にお尋ねください。
-
家族も一緒にエコーを見ることができます
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4D超音波で撮影した胎児 ※希望者へは写真をお渡しします
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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9:00~11:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
14:00~16:00(再診のみ) | × | ○ | × | ○ | × |
- ※再診は予約制です
- ※予約の変更は平日14:00~16:00に産婦人科外来まで 0565-43-5000(代表)
助産師外来
より良い妊娠生活と出産につなげられるように、一人ひとりに対して26週、36週頃に助産師が保健指導を行います。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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9:00~11:30 | × | × | × | × | × |
14:00~16:00(再診のみ) | ○ | × | ○ | ○ | × |
分娩費用
令和5年4月以降も分娩費用に変更はありません
入院期間 | 費用 | |
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正常分娩 | 7日間 | 49万円+個室料金3万円前後 |
帝王切開 | 9日間 | 費用が異なりますので、お問い合わせ下さい |
- 分娩の時間や処置などにより加算があります。
- 室料差額は分娩費用に含まれていませんので、ご利用日分を全額自己負担とさせて頂きます。
費用(分娩費用に加算) | |
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無痛分娩(初産婦) | 14万円 |
無痛分娩(経産婦) | 13万円 |
無痛分娩外来受診料 | 1回につき3,000円(無痛分娩費に含む) |
血液検査料 | 700円 |
- 緊急帝王切開に切りかえになった場合も、無痛分娩の費用は発生します。
- 無痛分娩開始後、様々な理由で完遂できなかった場合は、無痛分娩費用は徴収せず、2万円を頂きます。但し、無痛分娩外来受診料・血液検査料の返金には応じません。
- 無痛分娩外来での診察後、妊婦さんの意向が変わり無痛分娩をキャンセルする場合は、無痛分娩外来受診料や血液検査料の返金には応じません。
- 診療時間外での無痛分娩は、原則対応できません。ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
出産費用助成制度
経済的負担軽減のために出産育児一時金の直接支払制度が利用できます。
各健康保険組合にご加入の方は、加入の医療保険者から一児につき50万円(※産科医療補償制度12,000円含む)の出産育児一時金の助成制度があります。
出産費用が50万円を超えた場合は、不足額のみ窓口でのお支払いとなります。
出産費用が50万円未満の場合は、医療保険者に請求することができますので、詳しくは加入されている保険組合の窓口にお問い合わせ下さい。
(※)分娩時の何らかの理由により重度の脳性麻痺となり、補償対象と認定された場合に補償金が支払われます。
入院生活
全室個室で、分娩時には
LDR室という、陣痛(Labor)から、分娩(Delivery)、産後の回復(Recovery)までを同じ部屋で過ごせるお部屋をご利用いただきます。
生後当日より赤ちゃんと一緒の部屋で過ごすことができます。
※お母さんの体調により、赤ちゃんを新生児室でお預かりすることも可能です。
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LDR個室一
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一般個室
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LDR室って?
医療設備も備えた病室で、分娩時にはベッドが分娩台に早変わり。その後は再びベッドになり、産後の回復期を過ごすことができます。
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赤ちゃんの体調管理
生後1日目と5日目には小児科医の診察があります。
お母さんの体調により、赤ちゃんを新生児室でお預かりすることもできますのでご遠慮なくご相談ください。
母乳育児サポート
- ○早期授乳指導
- ○沐浴練習
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沐浴
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沐浴の練習
入院中の食事
- 管理栄養士による母乳や産後の回復に良い食事を提供しています。食物アレルギーについても個別で対応させていただきます。
- ○15時には手作りのお菓子の提供
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おやつ(日替わり)
お祝いランチ
朝昼夕食の他にプレゼントとして当院の調理師が栄養面を考え、心を込めてお作りしたフレンチをご用意しております。入院中のお好きな日にごゆっくりお召し上がりください。
手ぶらで入院することができます
- 入院時に必要なパジャマやタオル、日用品を病院がご用意しております。すぐに入院となった場合にも安心していただけます。
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専用パジャマ
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フェイスタオル・バスタオル・日用品
サービス
プレゼントが新しくなりました。
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お祝いの品
ベビーポンチョ・パンパースから、お好きな1点をお選びいただけます。
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ベビーポンチョ
退院後のサポート
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産後ケア入院
退院後の不安を少しでも和らげるため、産後ケア入院を行っています。
産後ケア入院では赤ちゃんと大切な時間を楽しみながら、安心して育児を始められるようスタッフがお手伝いします。
- 対象者
- 育児経験の浅い方、双子を出産して育児が困難な方、出産直後に家族の支援が得られそうにない方など
- 費用
- 1日 23,240円(おむつ、ミルク、赤ちゃんのお着替え代含む)
- 期間
- 1日2泊から最大7日間
- ケア内容
- 母児の健康チェック、授乳の練習・おむつ交換などの育児全般の練習
※当院で出産される方は、入院される際に5D病棟でお申込みください
母乳外来について
現在、感染防止の観点から休止しております。
乳腺炎症状がある場合は産婦人科外来を受診して下さい。また再開する際はホームページでお知らせします。
Q&A
- Q.里帰り出産をしたいのですが?
- A.前医からの紹介状を必ずご持参下さい。また前医から当院の地域医療連携課を通じて事前に診療予約をとることもできます。
- Q.立ち会い分娩はできますか?
- A.立ち会い分娩を再開しました。詳しくはこちらをご覧ください。
- Q.上の子の宿泊はできますか?
- A.総合病院であるため、感染面も考え、入院患者さん以外の方の宿泊はお控えいただいております。
- Q.個室に入れますか?
- A.分娩(帝王切開を含む)で入院される方は個室へ入院していただいております。入院する個室によって費用が変わりますので、詳しくはスタッフへご確認ください。
- Q.乳房マッサージを受けたいのですがどのようにしたらよいですか?
- A.母乳外来は現在休止しております。