「総合病院での出産は、リスクのある妊婦さんしか受け入れてもらえない」という声をよく耳にしますが、そんなことはありません。妊婦さんに基礎疾患があるなど医療支援が必要なハイリスク分娩はもちろん、通常の分娩もお任せください。総合病院である当院なら、妊娠から出産、退院後までをきめ細かくサポートし、ママになる皆さまを支えます。
「総合病院での出産は、リスクのある妊婦さんしか受け入れてもらえない」という声をよく耳にしますが、そんなことはありません。妊婦さんに基礎疾患があるなど医療支援が必要なハイリスク分娩はもちろん、通常の分娩もお任せください。総合病院である当院なら、妊娠から出産、退院後までをきめ細かくサポートし、ママになる皆さまを支えます。
「もしや…」と思って近くのクリニックで妊娠が確定!
でも、出産は診断されたクリニック以外でも可能です。
まずは当院の「産婦人科外来」にお越しください。
妊娠中は母子の健康が第一です。胎児の健やかな成育を確認することはもちろん、プレママも心身ともに健康を心掛けてください。
妊娠してから出産までの間に定期的に受ける「妊婦健診」を通して、母体や胎児の健康状態を確認。
妊娠時期に応じた検査を定期的に行うことで、問題の早期発見にもつながります。
妊婦さんに糖尿病や高血圧などの基礎疾患があると、母体や胎児に合併症を引き起こすリスクが高まります。
当院ではそんな一次合併症や産科合併症のある妊婦さんでも、他科と連携したケアにより、妊娠中も他科の診察や治療を受けることが可能。産婦人科だけでなく、38の診療科が安心の出産をサポートします。
近年は糖尿病の妊婦さんも珍しくありません。そんな方には主治医や管理栄養士と情報を共有のうえ、食餌療法や治療を通して血糖をコントロールし、安全な出産をサポートします。
助産師が妊娠経過を確認します
妊娠中に2回実施している「助産師外来」は、気軽に話せる雰囲気の中、妊娠経過を確認し、妊娠の時期によって起るさまざまなマイナートラブルの対処法をアドバイスします。
また、「母親教室」は現在コロナ禍のため集団では行っておりません。1回目の「助産師外来」で出産・育児の準備についてなど情報を提供し、DVDを貸し出し自宅で視聴してもらっています。不明点や不安点は出産直前の2回目の「助産師外来」で解消していき、お産への準備を整えていきます。
長かったようであっという間に過ぎた妊娠生活も間もなく終了!
待ちに待った赤ちゃんとの感動の対面ががすぐそこに来ています。
当院では、陣痛から分娩、産後の回復までを“同じ部屋”で過ごすお産の体制を取っています。
分娩時にはベッドが分娩台に早変わり。希望があれば家族の立ち合いのもと出産し、その後は再びベッドになり、産後の回復期を過ごすことができます。個室なので気兼ねなく、プライバシーを保ちリラックスして過ごせます。
生後1日目と5日目には小児科医の診察と耳鼻科医による聴力検査を行っています。
陣痛から分娩、産後2時間を同じ部屋で過ごせる「LDR個室」
「LDR個室」でお産を終えたママからこんな声をいただきました。
陣痛がはじまってから分娩台に移動する必要がないので楽でした!
出産おめでとうございます!
ささやかなお祝いのプレゼントをお受け取りください。
お祝いプレゼントが新しくなり、素材にこだわったささやかな品をご用意しました。
お祝いランチでママデビューを祝ってください。
こんな素敵な料理を食べられると思わなかった、とても美味しく頂きましたとの声も頂いております!
人生最大のライフイベントを終え、安心と喜びがジワジワ…。
入院中は体調を回復させながら、赤ちゃんのケアを覚えるなど退院後の生活準備をスタート。
出産後はお母さんの体調の回復が第一。そのため当院では管理栄養士が産後の回復に最適な量と栄養バランスを考えた「産褥食メニュー」をオリジナルに考案。
15時には手作りのおやつもご用意しています。
産後の体調の回復のために考えられた「産褥食メニュー」
(朝食は和食・洋食から選べます)
母親教室でいくら学んでいても、実践となると難しいことがいっぱい。それが育児というものです。
母乳で育てたいというママには授乳の仕方をアドバイス。便利な搾乳機もあります。
ほかにもおむつの替え方や沐浴の仕方、ミルクの作り方など、わからないことは助産師さんに聞いてください。
お産を担当するスタッフの半数以上が助産師なので
きめ細かいサポートが可能です。
沐浴の様子
入院生活を経て、いよいよ家庭での育児がスタートします。
しかし、希望と期待以上に不安を抱える新米ママも。そんな方へのサポートもお任せください!
お産の入院は通常約6日間ですが、退院後の育児に不安がある場合は「産後ケア入院」として入院期間を延長し、家庭に戻る自信をつけてから退院してもらうことが可能です。近年は入院中に「産後うつ」の症状が出るお母さんもおり、そんな方には「産後ケア入院」を通して、看護師、助産師がサポートします。
当院には出産・育児経験が豊富なスタッフが多いので、入院中のお母さんの様子を見て、不安を感じた場合は、入院延長のアドバイスをしたり、行政との連携を通して、退院後も保健師さんにサポートしてもらえるようにします。
・育児経験の浅い方
・双子を出産して育児が困難な方
・出産直後に家族の支援が得られそうにない方 など
お母さんの精神面でのフォローを目的とした2週間健診が始まりました。退院後、2週間自宅で過ごし不安点も出てくる頃です。産後うつの予防・早期発見も目的の一つとされており、こころの状態の確認を行います。
赤ちゃんの1カ月健診も、当院の小児科が担当します。また、お母さんの身体の変化、こころの変化も引き続きフォローさせていただき、症状があるようなら、行政とも連携しサポートさせていただきます。