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地域医療の真ん中に

当院について
DPC臨床指標

DPC臨床指標 2017年度

当院は、2011年4月よりDPC病院として運用を開始しております。そのDPCデータを利用して、7項目の病院指標を作成いたしました。

  • ※DPCで算定した退院患者のデータを利用して算出しております。
  • ※DPCとは、入院中に治療した疾患の中で最も医療資源を投入した1疾患に対して、厚生労働省が定めた1日当たりの定額点数から入院費を計算する方式です。包括評価部分(入院基本料、投薬、注射、処置(一部を除く)、検査(一部を除く)、画像診断など)と従来通りの出来高部分(手術、一部の処置・検査、リハビリなど)を組み合わせて計算します。

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

1.年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,282 347 402 641 1,185 1,550 2,906 4,139 2,546 592

当院の入院患者は60歳~80歳代が多く、60歳以上の患者が全体の約65%を占めています。近年、当院周辺には若い世帯が多いことから、10歳未満の患者も多くなっていると考えられます。

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

呼吸器内科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 144 2.58 3.58 0.69% 72.42
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 103 17.11 19.65 9.71% 73.16
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 82 8.49 11.99 0.00% 70.20
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なしA-DROP スコア2 76 14.24 15.12 7.89% 84.03
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なしA-DROP スコア1 43 16.53 13.51 4.65% 72.60

肺がん診断のための気管支鏡検査を積極的に行っており、進行肺がんに対しては標準化学療法を多数行っております。間質性肺炎、市中肺炎に罹患した患者さんを数多く治療しております。

循環器内科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 437 4.05 5.30 0.00% 65.73
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 377 2.74 3.03 0.00% 66.90
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 177 4.77 4.62 0.00% 69.79
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 160 16.36 17.71 7.50% 81.84
050130xx97000x 心不全 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 109 20.99 24.51 9.17% 79.35

頻脈性不整脈患者さんに対する心筋焼灼術治療、狭心症患者さんへの緊急・予定カテーテル手術や検査を数多く行っております。また、心不全患者さんの入院治療体制も整っております。

消化器内科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 159 9.62 10.61 1.89% 75.81
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 61 7.95 7.87 0.00% 61.39
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 59 11.22 11.44 1.69% 70.75
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 51 9.53 8.73 0.00% 70.04
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 51 9.45 10.71 0.00% 71.76

胆道結石による胆管炎の治療を最も多く行っています。肝臓や胆道の悪性腫瘍に対する内視鏡治療や化学療法、胆道結石に対する内視鏡的治療の専門治療も行っております。
また胃の悪性腫瘍、出血に対する内視鏡的治療入院の患者さんも増えてきています。

脳神経内科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 165 15.06 16.38 40.61% 71.09
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病1あり発症前Rankin Scale 0、1又は2 48 13.65 18.33 22.92% 77.96
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 32 6.34 6.32 9.38% 52.97
010061xxxxx0xx 一過性脳虚血発作 手術・処置等2なし 21 5.57 6.28 0.00% 69.95
010080xx99x00x 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 17 18.00 9.99 11.76% 49.53

発症後3日以内の脳梗塞患者さんを数多く専門治療しております。また当院での急性期治療後は、地域連携パスによりリハビリテーション治療目的で地域の医療機関に多く転院されているのも特徴です。

内分泌・代謝内科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
100071xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等21あり 副傷病あり85歳未満 36 13.58 15.63 0.00% 66.14
100070xx99x010 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病あり85歳未満 30 8.80 11.90 3.33% 60.97
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし 29 8.97 10.05 0.00% 70.24
100070xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等21あり 副傷病あり85歳未満 28 9.14 15.87 0.00% 62.75
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 副傷病なし 25 8.80 13.57 4.00% 49.88

2型糖尿病患者さんの血糖コントロール入院や、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・理学療法士・臨床検査技師が関わる糖尿病教育入院も数多く行っております。

腎臓内科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 105 11.95 12.34 9.52% 74.75
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし 36 8.14 8.50 0.00% 69.86
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし 33 16.15 14.55 3.03% 70.45
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 31 14.77 12.23 16.13% 73.16
110280xx99001x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病あり 27 12.33 20.39 0.00% 54.63

慢性的な腎臓機能の低下により血液透析の導入入院や、透析を行うための血管手術入院を多く行っております。退院後は通院治療が受けられるようにしております。

血液内科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 46 13.72 16.48 0.00% 64.52
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり 42 35.69 40.97 0.00% 60.43
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等24あり 副傷病なし 25 20.48 33.42 0.00% 63.72
130100xxxxx4xx 播種性血管内凝固症候群 手術・処置等24あり 17 25.88 29.31 23.53% 70.47
130030xx99x30x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等23あり 副傷病なし 16 13.44 17.04 0.00% 68.63

悪性リンパ腫や多発性骨髄腫、急性白血病など様々な血液造血器疾患に対する治療を行っており、その中でも化学療法・輸血療法による専門治療を数多く行っております。

総合内科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし 30 10.51 12.34 0.00% 74.50
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし 16 20.13 19.01 0.00% 76.51
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 15 3.59 3.58 0.00% 40.59
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 20.83 - -
161020xxxxx00x 体温異常 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 5.73 - -

感染症、敗血症、薬物中毒等に対する治療を行っております。

膠原病内科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2なし 21 20.4 17.16 0.00% 58.8
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし - - 19.01 - -
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2なし - - 13.72 - -
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし - - 12.34 - -
130090xx97x0xx 貧血(その他) その他手術あり 手術・処置等2なし - - 10.89 - -

自己免疫性疾患の治療が最も多くなっています。また関節リウマチ、原疾患によって引き起こされる感染症などの治療も併せて行っております。

外科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
60160--------- 鼠径ヘルニア手術(15歳以上)<DPC対象外症例> 90 3.00 5.15 0.00% 65.90
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 90 8.11 8.98 1.11% 71.68
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 75 6.88 7.40 0.00% 60.23
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 68 6.25 6.64 0.00% 58.57
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 65 5.17 5.56 0.00% 39.37

鼠径ヘルニア手術を最も多く行っています。開腹手術に比べ侵襲性の低い腹腔鏡を用いた手術を多く行っており、胆嚢摘出手術や消化器悪性腫瘍手術などを多く行っております。

整形外科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 204 23.21 27.09 71.57% 81.63
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 65 3.52 5.21 0.00% 50.22
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等21あり 40 2.45 2.93 0.00% 66.43
160740xx97xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 副傷病なし 40 4.33 5.16 5.00% 27.55
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 31 26.19 25.09 67.74% 74.06

股関節大腿骨骨折への手術を当院で行い、急性期治療後にリハビリが継続して行えるよう地域連携パスに沿って転院し、地域完結型の治療を積極的に行っています。
また背骨(脊椎)の疾患に対する検査入院、手術の患者さんも近年増えてきております。

産婦人科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 77 4.73 4.98 0.00% 65.10
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 76 6.09 6.28 0.00% 44.57
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 60 8.88 9.75 0.00% 34.38
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし 58 4.02 4.75 0.00% 59.24
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 48 6.02 6.37 0.00% 43.85

子宮の悪性腫瘍に対する化学療法を最も多く行い、また各種婦人科疾患に対する腹腔鏡を用いた患者さんに侵襲の少ない手術も多く行っております。

脳神経外科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 96 14.11 9.68 9.38% 77.28
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 41 9.51 7.34 12.20% 57.20
010040x199x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 40 25.28 21.36 62.50% 75.65
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 32 19.06 19.10 28.13% 66.56
010010xx01x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 18 27.50 21.61 22.22% 67.22

致死的な脳出血に対する緊急治療、外傷性の慢性硬膜下血腫への外科的手術を数多く行っております。急性期治療後は地域連携パスにより、地域の医療機関と連携し回復期治療を行っております。

泌尿器科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 166 3.00 2.67 0.00% 69.70
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 111 5.86 7.31 0.00% 72.13
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿路結石破砕術(一連につき) 手術・処置等1 なし 定義副傷病なし 71 3.00 2.73 0.00% 54.90
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1なし 副傷病なし 57 4.54 5.75 0.00% 60.72
110200xx04xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的レーザー前立腺切除術 33 7.76 7.64 0.00% 70.45

前立腺がん検査入院の患者さんが最も多くなっています。また膀胱がんと尿路結石の手術以外にも腹腔鏡を用いた侵襲性の低い手術も数多く行っております。

小児科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
030270xxxxxxxx 上気道炎 154 4.0 4.84 0.65% 1.99
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし 129 4.0 5.94 1.55% 1.95
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 116 4.4 5.70 0.86% 3.57
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 74 3.1 5.50 1.35% 3.89
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 71 4.3 5.48 1.41% 3.46

上気道炎、肺炎、喘息の呼吸器系疾患の患者さんを数多く治療しております。またアレルギー検査入院も行っています。平均在院日数は4日ほどです。

耳鼻いんこう科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 91 7.31 8.01 0.00% 12.09
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 67 5.10 5.48 0.00% 38.82
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 43 6.67 7.23 0.00% 44.81
030428xxxxxxxx 突発性難聴 40 8.45 9.18 0.00% 52.70
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2なし 31 9.10 9.20 0.00% 51.03

扁桃炎・いびきに対する手術治療を数多く行っております。突発性難聴に対しては高気圧酸素療法を積極的に行い、市外からの紹介も受けております。耳鼻科領域の悪性腫瘍に対す集学的治療に力を入れております。

皮膚科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 56 8.98 11.73 0.00% 65.57
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 27 7.67 8.95 0.00% 69.19
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 23 3.04 8.50 0.00% 79.52
080011xx970xxx 急性膿皮症 手術あり 手術・処置等1なし 20 11.05 17.95 10.00% 61.15
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 5.62 3.58 0.00% 54.85

皮膚科では、急性膿皮症(蜂窩織炎など)、帯状疱疹の症例が多くなっています。また皮膚悪性腫瘍に対する切除手術も行っております。

形成外科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 46 2.22 3.29 0.00% 69.91
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし 16 2.38 4.86 0.00% 52.94
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 12 2.42 8.50 0.00% 76.83
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 12 3.25 5.96 0.00% 54.75
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 11 4.36 5.60 0.00% 31.82

クリニカルパスによる手術入院を多数行っております。中でも眼瞼下垂の患者さんを最も多く治療しております。

心臓外科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし 17 22.65 23.93 0.00% 69.24
050050xx01110x 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等11,2あり 手術・処置等21あり 副傷病なし 14 22.36 28.11 0.00% 67.93
050070xx9701xx 頻脈性不整脈 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2あり 10 23.80 28.75 0.00% 68.40
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等21あり 副傷病なし 10 33.80 28.04 40.00% 68.70
050050xx0113xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等11,2あり 手術・処置等23あり - - 43.49 - -

狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、心臓弁膜症、大動脈瘤の患者さんの手術治療を、循環器内科と連携を図りながら行っております。

眼科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 (水晶体再建術・眼内レンズ挿入・その他) 573 2.30 2.85 0.00% 73.50
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり片眼 29 14.66 10.21 0.00% 57.17
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 18 9.28 7.31 0.00% 67.17
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり片眼 - - 6.63 - -
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 - - 7.96 - -

大部分が白内障の手術入院の患者さんです。眼科領域の多様な疾患に対応しており、黄斑疾患や網膜剥離、硝子体出血など緊急治療が必要な患者さんも多く治療しております。

呼吸器外科

DPC コード DPC 名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 95 11.56 12.35 1.05 69.77
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 54 9.83 10.04 0.00% 28.57
040150xx97x00x 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 31.43 11.11% 76.11
040020xx97xxxx 縦隔の良性腫瘍 手術あり - - 8.94 - -
160450xx99x1xx 肺・胸部気管・気管支損傷 手術なし 手術・処置等2あり - - 11.22 - -

肺の悪性腫瘍手術や気胸に対する手術を中心に、多様な手術・専門治療を行っております。

3.初発の5大がんのUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準
(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃がん 67 14 22 80 55 47 1 7
大腸がん 24 43 47 48 67 29 1 7
乳がん 42 14 5 1 62 14 1 7
肺がん 49 10 30 103 185 83 1 6,7
肝がん 14 24 6 5 8 80 1 7

※ 1:UICC TNM分類,2:がん取扱い規約
罹患率の高い5つのがん(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)を病期(ステージ)ごとに集計したものです。医師が「がん(がん疑い)」と診断した時に1件とカウントされ、①がんの大きさや進展度、②リンパ 節転移、③遠隔転移の有無によって病期(ステージ)が決定します。病期(ステージ)は数字が大きいほど「進行しているがん」であると表されます。
病期(ステージ)が不明の症例は、上記の①~③に一つでも不明な項目がある症例を表し、不明な項目を明らかにするための検査入院症例も含まれています。
当院では肺がんの患者さんが最も多く、次いで胃がん、大腸がんの患者さんが多くなっています。 StageⅠの早期がんだけでなく、stageⅣの末期がん患者さんも多くなっています。 また、当院はがん診療連携拠点病院の機能を発揮し、患者さんのQOLに合わせた総合的ながん医療を提供しています。

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 41 9.37 58.44
中等症 272 14.04 77.72
重症 73 18.68 81.59
超重症 11 22.55 86.36
不明 0 0.00 0.00

市中肺炎とは普段の社会生活を送っている中で罹患した肺炎のことを言います。高齢者では症状がはっきりしない場合もあり、できるだけ早期に適切な抗菌薬を適切な量と期間で投与する必要があります。
当院では「中等症」の症例が最も多く、全体の約70%を占めています。年齢が高くなるほど重症度も高くなり、また平均在院日数も長くなる傾向があります。

5.脳梗塞のICD10別患者数等

ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
I63$ 脳梗塞 3日以内 337 19.10 74.14 38.15%
その他 9 15.89 69.89 0.87%

脳梗塞は脳の血管が細くなったり、詰まったりして脳の細胞に十分な血液が供給されず、組織が壊死する状態です。発症からの早期の治療が重要で、遅れると死亡したり、重い後遺症が残り社会復帰が難しくなります。当院では脳梗塞の発症より速やかな治療を行う体制が整えられており、3日以内の症例が多くなっております。転院率が高いのは、脳卒中の地域連携パスを取り入れており、地域の回復期病院や開業医と緊密な連携で患者さんの病状に応じ適切な医療を受けていただく体制が整えられているためです。

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

循環器内科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術
心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの
406 1.19 2.84 0.00% 67.28
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 176 4.08 5.26 0.57% 69.86
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 57 0.02 15.28 3.51% 65.98
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 53 2.72 3.57 3.77% 57.58
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 47 2.89 9.09 0.00% 77.28

心房細動など不整脈治療としてカテーテル心筋焼灼術を数多く行っております。また、狭心症や急性心筋梗塞に対し、カテーテルによるステント留置術でたくさんの患者さんを治療しております。

消化器内科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 149 1.9 11.5 4.03% 73.3
K654 内視鏡的消化管止血術 91 1.7 11.7 3.30% 68.5
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 78 2.3 10.4 5.13% 68.6
K6152 血管塞栓術(選択的動脈化学塞栓術) 70 1.1 9.1 0.00% 72.3
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 60 3.0 3.9 1.67% 68.5

胆道の結石や腫瘍で、胆道が閉塞・狭窄したことによる閉塞性黄疸や胆道炎患者さんに内視鏡を用いた胆道ステント留置術や乳頭切開術を数多く行っております。また、消化管出血の患者さんには、クリップや高周波凝固装置で止血術を行っております。

脳神経内科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -

脳梗塞などの原疾患により嚥下機能が低下、または栄養補給困難な患者さんに胃瘻造設術を行い、栄養状態の改善を図っております。

腎臓内科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K610-3 内シャント設置術 56 4.98 9.29 3.57% 69.30
K608-3 内シャント血栓除去術 - - - - -
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 - - - - -
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) - - - - -

慢性的な腎不全の患者さんが血液透析治療を行うために、内シャント設置術を最も多く行っております。また、作製したシャントが閉塞や狭窄した場合にはシャント拡張術や血栓除去術を行っております。

血液内科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K9212 ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) - - - - -
K9222 ロ 造血幹細胞移植(末梢血幹細胞移植)(自家移植) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -

造血器疾患(白血病など)の患者さんに対し、造血幹細胞採取(自家末梢血幹細胞)及び造血幹細胞移植(自家末梢血幹細胞)を行っております。

総合内科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -

適応のある症例には胃瘻造設術を行っております。

外科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 153 1.33 4.40 0.00% 60.14
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 118 0.84 1.90 1.69% 50.00
K6335 鼠径ヘルニア手術 94 0.39 1.69 0.00% 65.22
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 68 3.03 13.40 2.94% 69.79
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 49 0.29 3.94 0.00% 39.49

開腹術より侵襲性の低い腹腔鏡を用いた胆嚢摘出術や、鼠径ヘルニア手術を多く行っております。また腹腔鏡による結腸癌と、乳癌に対する手術も数多く行っております。

整形外科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 178 2.43 19.94 62.36% 81.11
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕,下腿) 70 0.37 1.73 1.43% 48.50
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 61 7.49 21.38 91.80% 78.90
K0821 人工関節置換術(肩,股,膝) 61 1.39 23.84 65.57% 69.51
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 53 5.92 17.98 24.53% 68.60

骨折に対する手術を数多く行っております。中でも高齢者の方に多い大腿骨骨折の観血的手術と人工骨頭挿入術との件数が多くなっております。
また背骨(脊椎)に対する手術件数も近年増えてきております。

産婦人科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 77 1.17 4.01 0.00% 46.40
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 71 1.04 4.14 0.00% 43.28
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 56 1.46 6.96 0.00% 34.38
K867 子宮頸部(腟部)切除術 37 0.00 2.00 0.00% 45.73
K872-3 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術,子宮内膜ポリープ切除術 37 0.00 1.97 0.00% 38.19

患者さんの病状によっては、開腹手術より侵襲性の低い腹腔鏡手術を取り入れ子宮や卵巣腫瘍への治療を多く行っております。また、近隣のクリニックや病院では対応が困難な妊産婦さんが受診されるため、帝王切開も多く行っております。

脳神経外科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 86 0.49 14.07 10.47% 78.83
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 27 5.85 23.93 25.93% 65.85
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 25 0.80 31.40 28.00% 60.00
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 13 9.00 11.08 7.69% 74.77
K6101 動脈形成術、吻合術(頭蓋内動脈) 11 2.27 19.73 27.27% 45.55

慢性硬膜下血腫に対する治療法には外科的手術が推奨されており、当院でも数多く行っております。また、脳腫瘍、未破裂動脈瘤の患者さんに対しても多数の手術治療を行っております。

泌尿器科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K8036 イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 113 1.50 3.75 0.00% 72.16
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 75 0.99 1.00 0.00% 55.07
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 57 1.19 2.35 0.00% 60.72
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除術(ホルミウムレーザー) 33 1.73 5.03 0.00% 70.45
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 26 2.96 8.85 0.00% 69.85

尿道から膀胱内に内視鏡を入れて(経尿道的)膀胱にできた腫瘍を切除する手術を多くの患者さんに行っております。また、尿管の中にはまり込んだ結石や腎臓の中の結石を、同様の方法で除去する手術も多数行っております。

小児科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K7151 腸重積症整復術(非観血的なもの) - - - - -
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -

小児救急疾患の代表である腸重積症に対して、非観血的整復術を行っております。

耳鼻いんこう科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 98 1.03 5.41 0.00% 15.04
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 41 1.00 4.98 0.00% 46.20
K4632 甲状腺悪性腫瘍手術(全摘及び亜全摘) 26 1.00 7.19 0.00% 49.15
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) 20 0.10 1.65 0.00% 60.75
K370 アデノイド切除術 9 1.00 4.00 0.00% 6.44

若年者の反復性口蓋扁桃炎に対して行う口蓋扁桃摘出手術が最も多くなっております。慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎・鼻中隔弯曲症に対する侵襲の少ない内視鏡手術を多く行っております。

皮膚科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 25 0.00 1.96 0.00% 80.64
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) - - - - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - - - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) - - - - -

皮膚の悪性腫瘍(基底細胞がんや有棘細胞がんなど)の切除と、縫縮困難時は他の健常部分から皮膚を採取して欠損している部分に移植する植皮術を多く行っております。また、皮膚や皮下の良性腫瘍も患者さんが摘出手術を受けられております。

形成外科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 38 0.00 1.26 0.00% 70.58
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 13 0.00 1.00 0.00% 77.54
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) 12 0.42 1.50 0.00% 43.25
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) 11 0.00 1.00 0.00% 66.55
K476-2 陥没乳頭形成術,再建乳房乳頭形成術 10 0.30 1.60 0.00% 54.10

眼瞼下垂に対する手術を最も多く行っております。皮膚の悪性腫瘍切除術及び再建術の患者さんが多いのも特徴です。

心臓外科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 29 6.59 18.76 3.45% 69.41
K5551 弁置換術(1弁) 14 6.50 20.07 0.00% 73.71
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 9 9.56 21.56 11.11% 74.22
K5601 ニ 大動脈瘤切除術(上行大動脈)(その他のもの) 7 1.71 30.43 42.86% 73.43
K5552 弁置換術(2弁) 6 8.17 28.17 16.67% 73.17

虚血性心疾患に対し、冠動脈バイパス手術を多く患者さんに行っております。また、大血管に対する手術や心臓弁膜症に対する手術も多く行っております。

眼科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K2821 ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 574 0.28 1.01 0.00% 73.55
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 59 0.76 10.41 0.00% 61.31
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) - - - - -
K2683 緑内障手術(濾過手術) - - - - -
K2821 イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの) - - - - -

濁った水晶体を除去し、代わりに眼内レンズを入れる水晶体再建術を最も多く行っております。また、黄斑疾患や硝子体出血、網膜剥離などに対する緊急手術も多数行っております。

呼吸器外科

K コード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 57 4.70 4.12 0.00% 29.40
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 29 1.69 7.83 0.00% 67.48
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 29 1.31 8.79 0.00% 73.48
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 24 1.38 10.25 4.17% 70.46
K5132 胸腔鏡下肺切除術(その他) 12 2.17 7.92 0.00% 61.42

病気の進行や状態によっては、呼吸器系の悪性腫瘍や気胸などに対して開胸手術に比べ患者さんへの侵襲性が低い胸腔鏡を用いた手術が多く行われております。

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の請求率)

DPC 傷病名 入院契機 患者数 請求率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 10 0.06%
異なる 30 0.19%
180010 敗血症(1歳以上) 同一 64 0.41%
異なる 59 0.38%
播種性血管内凝固症候群とは?
血液凝固の反応が非常に高ぶった状態の病気を指しています。全身の血管に小さな血液のかたまり(微小血栓)が無数に生じる病態です。入院後に発症している症例が多く、重症化するケースや基礎疾患が影響しているケースが多くあります。
敗血症とは?
菌や他の感染症が全身性反応した重篤な状態です。ショック、DIC、多臓器不全などから早晩死に至る疾患であり、免疫力の低下、慢性疾患等の状態ではその発症のリスクが高くなります。
DPC 傷病名 入院契機 患者数 請求率
180035 その他の真菌感染症 同一 4 0.03%
異なる 3 0.02%
180040 手術・処置等の合併症 同一 64 0.41%
異なる 10 0.06%
真菌症とは?
真菌症では、内臓にまで及ぶ深在性真菌症や皮下組織に及ぶ深部表在性真菌症など多種あります。治療には、抗真菌薬が使用されます。
持病をもっている高齢者に起こりやすい疾患です。
手術・処置の合併症とは?
手術・処置を行った後に起こる病状をいいます。合併症は、患者さんの状態によって引き起こされる確率は様々です。