平成27年度 豊田厚生 病院指標

 

 

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

 

●年齢階級別退院患者数  ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1722 409 458 711 1200 1418 3046 3776 2276 480

 当院の入院患者は60歳~80歳代が多く、60歳以上の患者が全体の約60%を占めています。近年、当院周辺には若い世帯が増加していることから、10歳未満の患者も多くなっていると考えられます。

 

●診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)  ファイルをダウンロード
■内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり手術・処置等2なし 定義副傷病なし 394 2.9 3.0 0% 67.2
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 391 13.6 14.3 5.9% 74.6
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 344 4.3 5.6 0% 64.7

狭心症のカテーテル検査入院が最も多く、不整脈に対する心筋焼灼術と併せて内科の約10%を占めています。次いで、肺炎症例が多くなっています。

 

■小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満)手術・処置等2なし 351 5.3 5.7 0.6% 3.4
030270xxxxxxxx 上気道炎 195 4.6 4.8 0.5% 2.3
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 156 5.4 6.3 2.6% 3.9

肺炎などの感染症が多く、5日程度の入院になっています。今後も、地域のかかりつけ医と連携し、入院を必要とする患者さんを受け入られるよう体制を整えていきます。

 

■外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 86 8.6 9.1 2.3% 66.3
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術  全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 80 14.5 17.4 0% 70.3
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術など 77 6.3 6.9 0% 56.6

鼠径ヘルニア手術を多数行っています。それ以外にも、がん患者さんも数多く見ており、消化器がん(胃、大腸、肝など)、乳がん手術にも力を入れています。

 

■整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 股等 214 26.0 28.7 77.1% 80.9
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 85 3.4 5.7 0% 52.7
160780xx97xx0x 手関節周囲骨折脱臼 手術あり 定義副傷病なし 39 3.1 4.3 0% 32.9

高齢者に多くみられる大腿骨骨折の症例が多くなっています。当院で手術をしたのち、リハビリが必要な患者さんは、他院でスムーズに継続してリハビリができるよう、地域連携パスを活用しています。また、当院には手外科専門医が常勤しており、手の手術も多数行っています。

 

■形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 44 2.0 3.5 0% 67.5
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 22 5.3 5.8 0% 28.2
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 11 7.3 6.6 0% 52.6

眼瞼下垂、顔面骨折の症例を多数診療しています。また、外来で対応できる手術においては、外来でも取り扱っています。

 

■脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 51 2.1 3.1 0% 59.7
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 48 16.1 10.0 20.8% 73.5
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 41 22.0 19.3 34.1% 61.0

外科的治療が必要な外傷性や非外傷性慢性硬膜下血腫の治療を多く行っています。急性期状況を脱した患者さんは、地域の医療機関と連携し、他院で継続治療を行う場合もあるため転院率が高くなっています。

 

■呼吸器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 66 11.5 13.0 0% 67.8
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 42 9.3 9.6 0% 27.8
040150xx97x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2なし - - 33.4 - -

肺がん、気胸の手術症例を多く診療しています。肺がんに対しては手術前や手術後の化学療法を組み合わせた治療を行っています。

 

■心臓外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除術を含む。)単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 25 22.6 23.5 0% 70.0
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。)ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 定義副傷病なし 21 24.5 25.6 0% 66.0
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等21あり 定義副傷病なし 10 25.9 29.8 0% 75.5

外科的手術により改善が見込まれる虚血性心疾患や、弁膜症、胸部大動脈瘤の症例を多く診療しています。

 

■皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 50 9.4 11.9 0% 66.2
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 32 6.8 8.9 0% 68.3
080011xx970x0x 急性膿皮症 手術あり 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 11 13.5 17.8 0% 57.8

急性膿皮症や帯状疱疹の症例を多く診療しています。当院の皮膚科では、四肢の膿皮症を多く診療しています。

 

■泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 119 7.2 7.5 0.8% 71.7
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿路結石破砕術(一連につき) 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 62 3 2.8 0% 54.5
110310xx99xxxx 腎臓または尿路の感染症 手術なし 60 8.6 12.6 3.3% 67.9

前立腺がんの検査を最も多く行っています。そのほか、腎尿管結石や膀胱癌の手術症例も多く診療しており、手術は侵襲性の低い経尿道的手術を多数行っています。

 

■産婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 97 4.8 5.3 0% 62.3
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 定義副傷病なし 70 4.3 5.1 0% 65.5
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下膣式子宮全摘術等 66 6.4 6.3 0% 43.1

婦人科疾患の治療に力を入れており、負担の少ない腹腔鏡を用いた腫瘍手術症例が多くなっています。
また、帝王切開による分娩も多数受け入れています。

 

■眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 21 8.7 7.9 0% 67.8
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり片眼 21 11.7 11.0 0% 48.5
020180xx97x0x0 糖尿病増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし 片眼 17 .64 8.6 0% 63.2

白内障や網膜剥離の手術症例を多く診療しています。白内障については、現在は片目での入院を多く扱っています。

 

■耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 106 7.2 8.2 0% 16.5
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭口頭炎 手術なし 76 5.3 5.5 0% 37.5
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 44 7.3 7.7 2.3% 52.8

急性または慢性扁桃炎などの扁桃の疾患、扁桃周囲膿瘍、慢性副鼻腔炎を多く診療しています。
頭頸部悪性腫瘍やめまいに対する症例も多く扱っています。

 

■麻酔科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010120xx99xxxx 特発性(単)ニューロパチー手術なし - - 6.7 - -
010111xxxxx0xx 遺伝性ニューロパチー 手術・処置等2なし - - 14.2 - -
071030xx99xxxx その他の筋骨格系・結合組織の疾患 手術なし - - 10.5 - -

神経痛などの慢性的に痛みに効果のある麻酔の治療(神経ブロック)を入院治療でも行っています。入院期間は、通常1泊2日となっているため、平均在院日数は全国と比較して短い状況となっています。

 

●初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数  ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 77 16 17 29 36 17 1 7
大腸癌 52 55 54 43 12 27 1 7
乳癌 95 37 3 3 6 23 1 7
肺癌 38 14 23 42 15 27 1 7
肝癌 42 0 17 4 14 57 1 7

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

罹患率の高い5つのがん(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)を病期(ステージ)ごとに集計したものです。医師が「がん(がん疑い)」と診断した時に1件とカウントされ、①がんの大きさや進展度、②リンパ節転移、③遠隔転移の有無によって病期(ステージ)が決定します。病期(ステージ)は数字が大きいほど「進行しているがん」であると表されます。
 病期(ステージ)が不明の症例は、上記の①~③に一つでも不明な項目がある症例を表し、不明な項目を明らかにするための検査入院症例も含まれています。
 当院では大腸がんの患者が最も多く、次いで肺がん、胃がんの患者が多くなっています。      
 また、StageⅠの早期がんだけでなく、stageⅣの末期がん患者も多くなっています。
 当院では患者のQOLに合わせた集学的治療や緩和ケアなど総合的ながん医療を提供しています。

 

●成人市中肺炎の重症度別患者数等  ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 46 7.0 49.4
重症度 1 87 13.6 75.9
重症度 2 115 14.3 80.1
重症度 3 63 16.3 81.8
重症度 4 18 21.7 81.7
重症度 5 6 16.3 78.8
不明 14 19.4 80.1

 市中肺炎とは普段の社会生活を送っている中で罹患した肺炎のことを言います。高齢者では症状がはっきりしない場合もあり、できるだけ早期に適切な抗菌薬を適切な量と期間で投与する必要があります。
 当院では「重症度2」の症例が最も多く、全体の30%以上を占めています。重症度が高くなるほど平均在院日数も長くなる傾向が有ります。

 

●脳梗塞のICD10別患者数等  ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 14 4.2 68.6 0%
その他 0 - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - 0 - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 294 16.7 75.1 36.7%
その他 20 12.7 66.4 25.0%
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 13 13.8 66.4 0%
その他 30 7.9 67.7 6.7%
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - 5 25.8 60.0 45.0%
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - 4 6.3 35.0 0%
I679 脳血管疾患,詳細不明 - 1 2.0 33.0 0%

脳梗塞は、脳に酸素や栄養を送る血管が細くなったり、詰まってしまうことによって、脳が壊死または壊死に近い状態になってしまう病気で、治療が遅れると死亡したり、重い後遺症が残りますが、発症後早期に治療することによって、社会復帰できる可能性が高くなります。
 脳梗塞の患者が最も多く、発症より3日以内の症例がほとんどです。転院率が高くなっていますが、これは、西三河北部医療圏内で脳卒中地域連携パスを整備し、地域の回復期病院や開業医とも密な連携体制を整えているためです。

 

●診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
ファイルをダウンロード
■内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術  心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 294 1.0 2.6 0% 66.3
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 227 2.8 3.5 0.4% 69.9
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 140 2.2 11.5 3.6% 75.6

内科では、不整脈治療に有効である経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション)や、狭心症、心筋梗塞治療に有効である経皮的冠動脈ステント留置術を多数行っています。また胆管炎等に有効な内視鏡的胆道ステント留置術などの内視鏡的手術を多数行っています。

 

■小児科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K300 鼓膜切開術 - - - 0% -
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) - - - 0% -
K7151 腸重積症整復術 非観血的なもの - - - 0% -

中耳炎患者に対する鼓膜切開(耳鼻咽喉科にて実施)や、腸重積患者に対する腸重積症整復術を多く 行っています。

 

■外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 160 1.1 7.3 2.0% 59.5
K6335 鼠径ヘルニア手術 132 .02 2.4 0.8% 63.5
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 78 2.4 15.2 1.3% 70.0

腹腔鏡下による胆嚢摘出術やヘルニア手術を多く行っています。その他にも、悪性腫瘍手術(消化器がん、乳がん)、血管外科手術(下肢静脈瘤手術、腹部大動脈瘤手術等)なども積極的に行っています。

 

■整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 上腕、大腿等 185 1.3 23.5 70.2% 78.1
K0732 関節内骨折観血的手術 胸鎖、手、足 89 0.7 9.4 5.6% 60.0
K0811 人工骨頭挿入術 股等 56 4.9 20.1 85.7% 79.7

骨折手術を多数行っており、中でも高齢者の方に多い大腿骨骨折の手術件数を多く行っています。継続してリハビリテーションが必要な患者さんに対して、他院と連携して治療を行っているため、転院率が高い傾向となっています。

 

■形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂手術(眼瞼挙筋前転法) 27 0.0 0.9 0% 66.3
K2193 眼瞼下垂手術(その他) 17 0.0 0.9 0% 71.2
K013-21 全層植皮術(25㎠未満) 16 0.4 2.9 0% 55.3

眼瞼下垂症に対する手術の他に皮膚腫瘍切除術も多く行っています。

 

■脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 52 0.9 15.3 19.2% 76.3
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 29 0.4 38.6 37.9% 57.7
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 20 4.7 24.7 5.0% 65.5

慢性硬膜下血腫の治療法には外科的手術が推奨されており、当院でも多数行っています。リハビリが必要な患者さんに関しては、他院と連携し継続してリハビリ治療が行えるよう努めています。また、脳動脈瘤に対する手術や脳腫瘍に対する手術も多数行っています。

 

■呼吸器外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除) 51 5.5 4.0 0% 35.0
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 36 2.4 10.1 0% 68.1
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 17 2.2 6.8 0% 69.6

侵襲性の少ない胸腔鏡手術を積極的に行っており、特に若年男性に多い気胸の治療に有効な胸腔鏡下肺切除術が多くなっています。それ以外にも胸腔鏡下の肺癌手術を多数扱っています。

 

■心臓外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 43 6.8 23.1 4.7% 69.2
K5551 弁置換術 1弁のもの 16 6.9 35.7 12.5% 73.3
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術      (人工心肺使用しない 2吻合以上) 15 4.7 17.5 0% 69.7

冠動脈の閉塞や狭窄などにより心筋への血流が阻害され、心臓に障害が起こる虚血性心疾患に対して、冠動脈、大動脈バイパス移植術を多く行っています。

 

■皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切術(単純切除) 28 0.0 1.9 0% 78.3
K013-21 全層植皮術(25㎠未満) 13 0.0 2.5 0% 77.8
K013-22 全層植皮術(25㎠以上100㎠未満) - - - - -

植皮を要したり、術後の観察、安全な対応のため悪性腫瘍切除を多く行っています。また、皮膚科では外来で対応のできる状態の患者さんについては、外来でも手術を行っています。

 

■泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術     電解質溶液利用のもの 109 1.4 5.4 0.9% 71.4
K768 体外衝撃波腎。尿管結石破砕術      (一連につき) 62 1.0 1.0 0% 54.5
K7811 経尿道的尿路結石除去術        (レーザーによるもの) 59 1.4 4.7 1.7% 55.3

経尿道的手術とは尿道から内視鏡を挿入し治療を行う手術のことを言います。近年、侵襲性の低い経尿道的手術が主流となっており、当院でも多数行っています。

 

■産婦人科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側、腹腔鏡) 100 1.0 4.6 0% 42.4
K877-2 腹腔鏡下膣式子宮全摘術 60 1.1 4.4 0% 44.9
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 59 3.2 6.9 0% 34.8

卵巣腫瘍(チョコレート嚢胞、卵巣嚢腫)に対する治療を多く行っています。患者さんの状態に応じて、侵襲性の低い腹腔鏡や子宮鏡手術を取り入れています。また、分娩リスクの高い患者さんに対する帝王切開術も多く取り扱っています。

 

■眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 (眼内レンズを挿入する場合 その他) 612 0.4 1.6 0% 73.2
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 (網膜付着組織を含む) 56 0.1 7.9 0% 63.8
K2822 水晶体再建術 (眼内レンズを挿入しない場合) 10 0.1 2.9 0% 69.6

白内障手術を多数行っており、中でも超音波によって水晶体を細かく破砕(乳化)して吸引する「超音波乳化吸引手術」を行っています。その他、糖尿病による網膜症の手術や、網膜剥離に対する手術なども行っています。

 

■耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 110 1.0 5.4 0% 16.3
K370 アデノイド切除術 63 1.0 4.8 0% 5.7
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型[選択的  (複数洞)副鼻腔手術] 41 0.9 6.6 2.4% 50.0

何度も繰り返される若年によくある口蓋扁桃の炎症に対して行う、口蓋扁桃手術を多く行っています。
慢性副鼻腔炎に対する内視鏡手術もナビゲーション等安全性の高いデバイスを用い、多数行っています。

 

●その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 2 0.01%
異なる 15 0.10%
180010 敗血症 同一 69 0.44%
異なる 15 0.10%
180035 その他の真菌感染症 同一 3 0.02%
異なる 5 0.03%
180040 手術・処置等の合併症 同一 45 0.29%
異なる 1 0.01%

医療の質向上のため、臨床上ゼロにすることはできませんが少しでも改善すべき項目として、4つの傷病名について公表しております。
【播種性血管内凝固症候群とは?】
本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群です。早期診断と早期治療が求められる重篤な状態です。入院後に発症している症例が多く、感染症が重症化するケースやや基礎疾患が影響しているケースが多いと考えられます。
【敗血症とは?】
病原体が全身に波及したもので非常に重篤な状態です。無治療ではショック、DIC、多臓器不全などから早晩死に至る疾患です。感染症が重篤化し発症している症例が多くみられます。
【真菌症とは?】
真菌が種々の臓器に定着することに起因する感染症です。
(副鼻腔真菌症)
副鼻腔、特に上顎洞というところある真菌が、体の抵抗力が弱った時に起こる病気です。普通の健康な大人に起こることは少ないですが、持病をもっている方、高齢の方に起こりやすい疾患です。
【手術・処置の合併症とは?】
手術や処置をしたことで起こる病態を指します。合併症は、患者さんの状態によって引き起こされる確率は様々です。臨床上ゼロにすることは難しいですが、細心の注意を払い対応しております。

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