採用のご案内臨床検査技師

患者さんが受診すると、医師から「検査をしましょう」と言われ、血液・尿・細胞などを採取することがあります。医師は正しい診 断・治療を行う上で重要な臨床検査値として活用しているため、我々は常に精度の保たれた高品質な検査データの提供に努めていま す。採取された検体は、検査分析室にて自動分析装置や顕微鏡を用いて生体成分を分析することで、病気の診断や治療の経過判定に 必要な情報を提供しています。生理検査部門では心電図検査や超音波検査など、直接患者さんに生理学的検査を実施し画像情報として診療に提供しています。また我々は、各専門部門に分かれて検査を担当しており、常に検査技術と知識の向上を目指して、自己啓 発に努めています。また、検査の事前説明や結果説明、チーム医療への参加、手術室での神経モニタリングに加え、超音波検査など の病棟検査技師としての業務も行います。

検体検査・生理検査の基本的な業務を経験しながら、日当直業務を習得します。また、採血および鼻腔・咽頭からの検体採取は全員で 行うため、新人は2ヶ月のトレーニング後に採血ローテーションに加わります。新人技師は育成担当技師が指導し、定期的に習得状況 の確認を行っています。また専門性の高い臨床検査技師の育成を目標とするため、学会発表や認定資格取得を推進しています。入職 後、数年のうちに緊急臨床検査士を取得し、日常業務が習得できた2～3年目から学会発表も行います。

職場の雰囲気

困っていると声をかけてくださる優しい方ばかりです。知識・経験が豊富な上司や先輩、悩みを相談できる同期や頼もしい後輩に恵まれています。お互い支え合いながら仕事ができる、とても雰囲気の良い職場だと感じています。

仕事のやりがい、喜び

日々の業務では、直接患者さんに治療や処置を行う場面は少ないですが、自分が報告した検査結果により治療方針が決定することや、チーム医療に貢献できているという点にやりがいを感じています。私は2020年4月より血液・一般検査部門にて勤務しています。まだまだ勉強中ですが、疾患の特定につながる所見を見つけることができた時は、自分の成長を実感できてとても嬉しいです。

当院に就職したきっかけ

臨地実習をした際に、検査室の雰囲気がとても明るく親しみやすい印象を受けました。また、病院の規模も大きく、沢山の症例を経験し学ぶことができると感じたため就職を決めました。

就職希望者へメッセージ

日々の業務は忙しく大変なこともありますが、とても優しく知識や経験が豊富な方々ばかりでとても心強いです。また、沢山のことを教えてくれます。新人技師に対する教育体制が整えられている点も魅力の1つだと感じています。